まるきんの畑から:2022/01/28

雪が降ったり、風が強かったりと相変わらず寒い日が続きます。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

柿の出荷もかなり落ち着き、今は次の年度へ向けた準備をしております。
今週は苗木の植え付けをしました。

ここ本巣では昔から柿を栽培しているため、古い木が多いです。
丸金青果で管理している畑でも老木が目立ってきました。
古い木は木の力が弱くなり、柿を実らせることができなくなってきます。
安定して柿を作り続けるために、新しい木に植え替えて「世代交代」していきます。

ところで、柿の苗木を見たことはあるでしょうか。
こんな感じで苗木屋さんからもらってきます。

柿の根は非常に繊細で、傷めてしまうと今後の成長に悪影響を及ぼします。
一本一本気をつけて丁寧に植えていきます。

穴を掘り、苗木を入れて土をやさしく被せます。
最後に水をやったらおしまいです。
全て手作業なので意外に重労働です。

植え付けが終わった畑です。
苗木が並んでいるのを見ると達成感があります。

「桃栗三年柿八年」とは言いますが、実際には3〜5年で実がつけられます。
苗木の成長過程も時々紹介していくのでお楽しみに…!

投稿者プロフィール

Kunitaka Ota
Kunitaka Ota
就農4年目の見習いです。
柿ができるまでの過程、自然の移ろい、柿作りへの思いなどをお届けできればと思います。ブログを通じて柿や丸金青果をもっと身近に感じてもらえれば嬉しいです。

柿の栽培以外にも、農機具の整備修理、土木工事、ITエンジニア(?)をやったりします。「丸金の何でも屋」になることを目指して頑張ってます。