まるきんの畑から:2023年2月号

今シーズンも雪がよく降っております。
外の仕事をしていてあまりにも寒いので、
防寒グッズを買い足しました。

皆様はいかがお過ごしでしょうか。

1月の作業

植え替えの準備

12月から引き続き、植え替えの準備をしました。
コツコツと作業して、40本あった木の根をすべて抜き終えました。

あとは苗木が到着するのを待つだけです。

剪定

枝を切って木を整える「剪定(せんてい)」が始まりました。
今シーズンの柿栽培の方向を左右する重要な作業です。

木を整えることで、次のような効果が得られます。

  • 実がなりやすくする
  • 病害虫の住処を減らす
  • 作業をしやすくする

美味しい柿が実るかどうか、効率的に作業ができるかどうかは、この剪定の良し悪しにかかっています。

どの枝を残すと、どうやって伸びていくか、
どこにどんなふうに柿が実るのか、
芽が出てから柿が実るまでの姿を想像しながら、切る枝・残す枝を選択していきます。

枝の残し方に絶対的な正解はありません。
様々な工夫の仕方があり、剪定をする人の個性が表れます。

いろんな考えを巡らせながら、一本一本、木に向き合って剪定をしています。

今の柿畑の様子

冬なので当たり前ですが、ほとんど変化はありません。
この畑はまだ剪定が済んでいません。

柿の木は寒さに耐えながら、春がやってくるのをじっと待っています。

私も寒さに負けず、がんばって剪定をしていきたいと思います。

投稿者プロフィール

Kunitaka Ota
Kunitaka Ota
就農4年目の見習いです。
柿ができるまでの過程、自然の移ろい、柿作りへの思いなどをお届けできればと思います。ブログを通じて柿や丸金青果をもっと身近に感じてもらえれば嬉しいです。

柿の栽培以外にも、農機具の整備修理、土木工事、ITエンジニア(?)をやったりします。「丸金の何でも屋」になることを目指して頑張ってます。