まるきんの畑から:2023年4月号

桜が咲き、春の訪れを感じますね。
「暖かい」を通り越して、「暑い」と感じるような日もあります。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

先月の作業(3月)

春先の作業は一段落しました。
冬から剪定、植え替え、皮削りなどなど…
いろんな作業が立て込んでいたのでやっと一息つけそうです。

施肥(せひ)

「肥」料を「施」す、施肥を行いました。

木が毎年、健康に育っていけるように、春先に肥料を与えます。
「ブレンドキャスター」という肥料を散布する専用の機械を使います。
均一に撒くため、機械を動かしながら畑をくまなく歩きます。


風が強いと、撒いた肥料が飛ばされてしまうため、風がほとんどない午前中を狙って作業をします。
もちろん雨の日は撒くことができません。
天気の変化をこまめにチェックしながら作業をします。

今の柿畑の様子

3月下旬 撮影

柿の木には大きな変化は見られません。
2月の写真とくらべて、地面は緑になってきました。

2月号の写真

写真ではわかりませんが、柿の木も小さな変化が見られます。
枝の先の芽が緑色になっています。

枝の先端を拡大してみるとこんな感じです。

ほんの1週間ほどで芽が大きくなっていました。

この芽が伸びて、今年の新しい枝になります。
そして新しく伸びた枝には、今年の柿が実ります。
こんな小さな芽の中に、柿になる小さな蕾が用意されています。

今年はどんな柿になるのか楽しみです。

投稿者プロフィール

Kunitaka Ota
Kunitaka Ota
就農4年目の見習いです。
柿ができるまでの過程、自然の移ろい、柿作りへの思いなどをお届けできればと思います。ブログを通じて柿や丸金青果をもっと身近に感じてもらえれば嬉しいです。

柿の栽培以外にも、農機具の整備修理、土木工事、ITエンジニア(?)をやったりします。「丸金の何でも屋」になることを目指して頑張ってます。