まるきんの畑から:2023年5月号

世間はGW真っ只中ですが、柿の作業は忙しくなってきました。
自然の暦に従っている仕事なんだと改めて実感します。

先月の作業(4月)

4月のはじめ頃は木の成長を待つ時期なので、作業は比較的少なめでした。
4月の下旬から摘蕾(てきらい)が始まりました。

草刈り

春先から暖かい日が多かったので草の伸びが早かったです。
草を伸ばしすぎないように管理することで、病害虫の発生を抑える効果が期待できます。

草刈りビフォーアフターです。きれいになりました。
これだけきれいにしても約1ヶ月ほどで元通りです。
草の生命力にはいつも驚かされます。

摘蕾(てきらい)

摘蕾(てきらい)は、柿のつぼみを間引く作業です。

今年、新しく伸びた枝には、柿の実になる花の蕾がたくさんついています。
大きくて美味しい柿にするために、たくさんついている蕾を間引きます。
たくさん蕾があると、養分を取り合ってしまいますが、
間引くことでしっかりと養分が行き届くようになります。

すべて手作業です。
畑にある木、一本一本の枝の先すべてを見ながら、間引いていきます。
今、ちょうど摘蕾の真っ最中です。
5月下旬ごろまで続きます。

今の柿畑の様子

春先から伸びた芽から葉っぱが出て、畑を新緑が覆い始めています。
3月下旬から5月までは畑の様子が劇的に変わります。

5月3日撮影
4月中旬 撮影

例年だと、5月半ばあたりで花が咲き始めます。
来月は花の様子も紹介できたらと思います。

投稿者プロフィール

Kunitaka Ota
Kunitaka Ota
就農4年目の見習いです。
柿ができるまでの過程、自然の移ろい、柿作りへの思いなどをお届けできればと思います。ブログを通じて柿や丸金青果をもっと身近に感じてもらえれば嬉しいです。

柿の栽培以外にも、農機具の整備修理、土木工事、ITエンジニア(?)をやったりします。「丸金の何でも屋」になることを目指して頑張ってます。