まるきんの畑から:2023年7月号

湿度の高い日が続きますね。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

500円玉ほどの大きさだった柿の花は、いつの間にか大きな実になっていました。
一月ほどで大きな変化です。

先月の作業(6月)

摘蕾(てきらい)で忙しかった4月下旬〜5月中旬とは打って変わって、6月は比較的作業が少なめです。

防除(ぼうじょ)

この時期は気温が上がるので、害虫の活動が活発になります。
さらに梅雨で湿度が高くなり、病気の発生も増加します。

この時期を乗り越えるため、農薬の散布をおこないます。
ただやみくもに散布するのではなく、病害虫の発生状況を見極めながら、
一番薬剤が少なくてすむようなタイミングで行います。

さらにこの時期は天気が悪い日が多いため、なかなか思い通りに作業ができません。
雨が降る前に散布するのか、降った後に散布するのか、週間の天気予報を見ながら、
どこで作業をするのかを判断します。

今の柿畑の様子

6月28日撮影

葉っぱの色がより深い緑色に変わってきました。
緑に覆われて、木の太い枝が見えにくくなりました。
これからの日差しをたくさん浴びて養分を蓄える態勢を整えています。

草も伸びてきたのでそろそろ刈り時です。

投稿者プロフィール

Kunitaka Ota
Kunitaka Ota
就農4年目の見習いです。
柿ができるまでの過程、自然の移ろい、柿作りへの思いなどをお届けできればと思います。ブログを通じて柿や丸金青果をもっと身近に感じてもらえれば嬉しいです。

柿の栽培以外にも、農機具の整備修理、土木工事、ITエンジニア(?)をやったりします。「丸金の何でも屋」になることを目指して頑張ってます。