まるきんの畑から:2022年7月号

今年の梅雨はなんだかあっという間だった気がしますそして梅雨があけたとたんにとてつもない暑さがやってきましたね。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

6月は比較的、作業も少なく落ち着いていました。
富有柿の実はと言いますと、随分と柿らしくなってきました。
大きいと直径はピンポン球くらいはありそうです。

これから夏の日差しをたくさん浴びて、もっともっと大きくなります。

6月の作業

6月は主に防除・草刈り・捻枝(ねんし)を行いました。

防除

6月は柿の害虫が多く発生します。
なるべく農薬の使用量が少なくなるように、天気予報と害虫の発生予報(※)を見ながらベストなタイミングを判断します。
防除はいつも早朝の5時から行います。早起きして頑張りました。

今回は眠かったので写真がありません。ごめんなさい!


(※)作物ごとに害虫の発生予報を岐阜県が行なっています。
  とてもありがたいです。これなくして効果的な防除はできません。
  病害虫防除所 - 岐阜県公式ホームページ

草刈り

6月になり、適度な暑さと雨で草の伸びも旺盛になってきます。
草が生えすぎると病害虫の住処になることがあるため、こまめに草を刈ります。
6月の末ごろで、膝丈くらいになります。歩くだけでも大変な長さです。

捻枝(ねんし)

「ひねる枝」と書いて「ねんし」と読みます。その名の通り、枝をひねることです。
「捻枝」の目的は、成長の勢いが強すぎる枝を捻って弱くすることです。
勢いが強い枝は良くないことがあります。

  • 強い枝が養分を取ってしまう
  • 来年以降、柿の実がつきにくくなる

適度な成長が柿を作る上で都合がよいのです。
畑を歩き回り、勢いの強い枝を探してひねります。

時々、勢い余って枝を折ってしまうこともあります。まだまだ修行が足らないようです。


夏はまだまだこれからです。
熱中症に気をつけながら頑張っていきます。

投稿者プロフィール

Kunitaka Ota
Kunitaka Ota
就農4年目の見習いです。
柿ができるまでの過程、自然の移ろい、柿作りへの思いなどをお届けできればと思います。ブログを通じて柿や丸金青果をもっと身近に感じてもらえれば嬉しいです。

柿の栽培以外にも、農機具の整備修理、土木工事、ITエンジニア(?)をやったりします。「丸金の何でも屋」になることを目指して頑張ってます。