まるきんの畑から:2024年12月号

気づけばあっという間に年末です。
皆さまはどんな年の瀬をお過ごしでしょうか。

今年は柿が遅れたので、12月後半まで忙しかったです。
ですが、その裏で来年に向けての準備も進めていました。

来年に向けた準備とは、苗木のことです。
この苗木たちは、来年の1月に植える予定です。
大きな鉢に仮で植えています。
こうすることで、植える時まで根が乾燥しません。
植え付けはまた次回のブログで紹介しますね。

12月の作業

富有柿の収穫(完了!)

今年は12月上旬までかかりました。
収穫の終盤は雨天が多く、なかなか思うように進めることができませんでした。
想定よりも長く時間がかかりましたが、無事に終えることができてよかったです。

新しく借りた畑が増えたこともあり、今年は記録をつけている中で一番収穫量がありました。
今年も自然の恵みに感謝です。

今の柿畑の様子

例年並みに冷えるようになり、ようやく葉も落ちました。
すっかり冬の景色です。

2024年12月26日撮影

12月の余談:作ったらおしまいではない

9月号で紹介した、柿の数を数える装置についての話題です。

収穫が始まり、11月中旬から本格的に稼働しました。
順調に記録ができていたのですが、終盤でトラブルが発生しました。
なんと、特定のサイズの柿だけカウントできなくなってしまったのです。

応急処置でなんとか今シーズンは乗り切ることはできました。
しかし、来年も同じトラブルが起きないよう改良が必要そうです。
仕事が一段落したら、原因究明と対策を行おうと思います。

何事も最初はうまくいかないものですね。
1度作ったらそれでおしまいではない、というお話でした。
(うまく動かせるようになるまでの試行錯誤がまた楽しくもあるのですが…笑)


今年もブログを読んでいただきありがとうございます。
来年も頑張って書いていきますので、楽しんでいただけると嬉しいです。

それでは良いお年をお迎えください!

投稿者プロフィール

Kunitaka Ota
Kunitaka Ota
就農4年目の見習いです。
柿ができるまでの過程、自然の移ろい、柿作りへの思いなどをお届けできればと思います。ブログを通じて柿や丸金青果をもっと身近に感じてもらえれば嬉しいです。

柿の栽培以外にも、農機具の整備修理、土木工事、ITエンジニア(?)をやったりします。「丸金の何でも屋」になることを目指して頑張ってます。