まるきんの畑から:2024年3月号

近頃は少し寒いですが、三寒四温というやつですね。
風が強かったりとなかなか厳しい条件が多いので作業できる日が限られています。

3月の作業

春に向けた作業が着々と進んでいます。

苗木の植え付け:第二弾

1月に引き続き、3月上旬にも苗木を植えました。
1月は新しく借りた畑に植えましたが、今度は古い柿の木が植わっている畑に植えました。

新しい畑を借りるだけでなく、既存の畑の若返りにも取り組んできます。
古くて柿が実らなくなってきた木は順番に小さく切っていき、空いた箇所に苗木を植えていきます。

2月の剪定の時にすでに木は切ってあるため、計画した場所に苗木を植えていきます。

シカ対策

今年の1月に苗木を植え付けた畑は、すぐ隣が山です。
山からシカが降りてきて、付近の畑を荒らすことがあるようです。
野生動物を撮影するセンサー式のカメラを仕掛けるとシカが写りました。
苗木を食べられてはひとたまりもないので、シカが入れないようにネットを張りました。

畑が広いのでネットを張るのも一苦労です。
ネットは張ったら終わり、ではなくこまめに点検して壊れていないかなどチェックする必要があります。
一度のシカの侵入ですべてが台無しになることもあるので警戒は怠りません。

施肥(せひ)

柿が今年も1年しっかり成長して実をならすことができるよう、
生育が始まる前に肥料を与えます。

最近は風が強く、なかなか肥料を撒くことができません。
こちらの作業はまだまだ継続中です。

今の柿畑の様子

2024年3月27日撮影

枝の先の芽が少し大きくなってきました。
先端が少し緑色にも見えます。

3月の余談

先日、愛用していたウォーキングメジャーがついに壊れてしまいました。
ウォーキングメジャーとは、棒の先に細いタイヤがついていてコロコロ転がして距離を測る物です。
陸上競技でトラックの距離を測ったり、警察が現場検証なんかで使っているアレです。

使っていたウォーキングメジャー かなり簡易的な作りです

木の植わっている間隔を測って畑の地図を作ったり、
苗木の植え付ける距離を測ったり、直売所の工事で使ったり、
といろいろなところで活躍しました。
今まで、ご苦労さまでした。

今まで使っていたのは激安のものだったので、よく壊れました。
その都度、直して使っていましたが、ついに直せなくなりました。
そこで今度は壊れにくいよう、少し金額のするものにしました。
使い勝手もかなり良くなりました。良い道具を使うと仕事がはかどりますね。
道具への投資も惜しんではいけないですね。

投稿者プロフィール

Kuni
就農3年目の見習いです。素人感溢れる写真と文章で丸金青果の情報をお届けします。柿や豊かな自然、丸金青果をもっと身近に感じてもらえれば嬉しいです。
柿の栽培以外にも、農機具の整備・修理や簡単な土木工事をやったりします。「丸金の何でも屋」になることを目指して頑張ってます。