まるきんの畑から:2024年4月号

春がやってきましたね。
この時期は、一年の中で最も大きな変化が見られます。
桜が咲き始めたくらいから、柿の新芽は大きくなり、
花が散ったくらいから少しずつ伸び始めました。
今では小さな葉っぱが出て、よーくみると小さな蕾も見えます。

今しか見れない黄緑色の新緑は
毎年おなじみの光景ですが何度見ても美しいです。

4月の作業

新しい枝が伸びてくるこの時期は、木の成長を待つ時期です。
そして、これからの栽培に向けた準備の時期でもあります。
今月は栽培の作業ではありませんが、この時期ならではの仕事を紹介したいと思います。

農機具の点検・整備

農薬の散布に使う機械、スピードスプレーヤー(SS)の点検・整備を行いました。
この機械は過酷な環境で使うため、定期的な点検と整備が欠かせません。
栽培の作業が本格的にスタートする前のこの時期に整備します。

オイルの量の確認や、グリスの注入をしました。
水がかかったり泥がついたりする箇所が多いため、グリスの塗布は欠かせません。
作業すると手がグリスだらけになるため写真があまり撮れませんが、雰囲気が伝わればと思います。

昨年度の反省

よりより柿を作り続けるためには、毎シーズンの反省と改善が欠かせません。
仕事が落ち着くこの時期に、昨年度の栽培・販売の反省を行います。

表計算ソフトを使ってデータをまとめています。
表計算ソフトでは手に負えないデータは、プログラムを作成して処理をすることもあります。
表やグラフなどわかりやすい形にしたら、文書など参照しやすい形にまとめています。

今の柿畑の様子

1週間で大きな変化がありました。草の伸びにも注目…!

4月のまとめ

今月は栽培の作業は一旦、小休止。
これから始まる栽培作業に向けて準備を進めています。

投稿者プロフィール

Kuni
就農3年目の見習いです。素人感溢れる写真と文章で丸金青果の情報をお届けします。柿や豊かな自然、丸金青果をもっと身近に感じてもらえれば嬉しいです。
柿の栽培以外にも、農機具の整備・修理や簡単な土木工事をやったりします。「丸金の何でも屋」になることを目指して頑張ってます。